映画:『北のカナリアたち』合同記者会見レポート

レポート:ツジゴウマユミ

ここ何年かの間、ミュージシャンの方や俳優さんなど、いろんな方のへインタビューや会見場へお邪魔させていただきましたが、ついに!!!!!!!!!!!!! かの吉永小百合さまを生で拝見することができました。

11月3日(土)公開、東映60周年、吉永小百合デビュー55周年!!!!!!! 記念映画『北のカナリアたち』のキャンペーンで福岡へお越しになるということで合同会見へうかがいました。今回のキャンペーンには阪本順治監督、柴田恭兵さん、小池栄子さん、そして吉永小百合さんの4人が来福なさいました。

今まで行った数少ない会見の雰囲気とは何かが違う…、「そうだ、男性が多く年齢層が若干…」。そうです、(とはいえ私の勝手な憶測ですが)“サユリスト”たちが…。

質問にもとても穏やか、かつ丁寧に答えてくださり…

―吉永さんとの初共演はいかがでしたか?
柴田:プロデューサーからどうしても出てもらいたい映画があると言われ、「とても大事な役で、難しい役かもしれないけど、吉永小百合さんの夫役なんだけど」「やります!」と即答です(笑)。吉永さんとずっと共演したいと思ってましたんで(笑)。とても良い経験になりましたね。この映画で吉永小百合さんのポジティブで凛とたたずんでいるのはとても美しかったです。撮影中横に吉永さんがいるのがホントに幸せでした。嬉しかったです。
小池:とくにうちの両親が吉永さんの大ファンでして、小さいころから「ないだろうけど、いつかお会いすることがあったらいいね」と言ってたので、この仕事を始めてからの一番の親孝行ができたんじゃないかと思います(笑)。スクリーンで観て、ウチの両親は映画の内容ももちろんですが、それ以上に自分の娘が小百合さんと一緒に仕事しているという姿に号泣していました(笑)。

―完成した作品は想像どおりの作品でしたか?
吉永:映像的には本当に素晴らしい画が撮れてると思うんですね。私たち人物の心の画が素晴らしく撮れていると思いました。そして想像を超えていたのはご一緒させていただいたキャストの皆さんです。長くこのお仕事をさせていただいてるのに、柴田さんとは初めてご一緒させていただいたんです。とても深く役柄を考えてらっしゃる方で、どんどんアイデアを出してくださったり、改めて尊敬いたしました。
そして6人の生徒たちがホントに熱心で、現場に入る前から歌の練習をそれぞれ。例えば女のコ3人と、男のコ3人…、ちょっと(歌が)怪しい人が一人いらっしゃったんですけど(笑)、彼を励ますために他の男性がひとり付き合って自主的に練習をしてたり、そんなエピソードがたくさんあるんです。そういうのを聞いただけで胸がいっぱいになってしまいますけれど、そういうことを普段は映画で主演なさってる皆さんたちが見えない所でそういう努力をしてるということも含めて、想像を超えた作品になってるんじゃないでしょうか。

―メッセージを
吉永:キャンペーンで回りました先で、映画を観てくださった新聞記者の方が「初恋が小学校のときの先生だった」とおっしゃって、その先生のことを観ながら思い出して泣きましたと言っていただいたんですね。それはとても嬉しいことでした。ご覧になる方それぞれどんな風に感じられるかっていうのはつねづね思うことですが、この映画は10代20代の方にも観ていただきたいという願いはあります。
阪本:いろんなことを乗り越えて、やっと公開に辿り着いた気持ちです。映画をたくさんの人に観てもらって、とても良い余韻を持って映画館から出てきてくれることを願っています。

【北のカナリアたち】
http://www.kitanocanaria.jp/
監督: 阪本順治  原作: 湊かなえ  脚本: 那須真知子
撮影: 木村大作  音楽: 川井郁子
キャスト:吉永小百合/柴田恭兵/仲村トオル/里見浩太朗
森山未來/満島ひかり/勝地涼/宮崎あおい/小池栄子/松田龍平 ほか

TVのCM(ア●オ●)のあのナレーションの声がすぐ近くで聞こえてくるなんて!
とても麗しくて穏やかで、まるで菩薩様のようでした。

もう公開になってはいますが、ちょっと前に試写を観せていただいたとき隣の席に座ってた男性は後半大泣き。私も「ハンカチ持ってきててよかった」と、目頭を押さえながら思っていました。

キャメラマン、木村大作の気合の映像、キャストの演技を超えたような迫力、川井郁子の力強く、美しくも切ないヴァイオリンの音色。そして日本人の琴線につきささるストーリー。

ネタバレになるので詳しくは書けないけど、6人登場してる教え子たちそれぞれが元担任だったはる先生(吉永小百合)と20年ぶりに再会し、過去の心の忘れものと向かい合い未来へ踏み出すきっかけとなる。

ヒューマンサスペンスという枠を超えた、前に向かっていく勇気と温かさを思い出すことができるような作品で、ここ最近の邦画で(私は)1番泣けました。

『カナリア』もそうですけど、最近私はいつのまにか劇中で歌われてる『カリンカ』を口づさんでます(笑)。

まったくの余談ですが、柴田恭兵さんと仲村トオルさんが微妙な関係の役で同じ映画に出ているのも、私の中でのなかなかのポイントです。

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