映画:『北のカナリアたち』合同記者会見レポート

レポート:ツジゴウマユミ

ここ何年かの間、ミュージシャンの方や俳優さんなど、いろんな方のへインタビューや会見場へお邪魔させていただきましたが、ついに!!!!!!!!!!!!! かの吉永小百合さまを生で拝見することができました。

11月3日(土)公開、東映60周年、吉永小百合デビュー55周年!!!!!!! 記念映画『北のカナリアたち』のキャンペーンで福岡へお越しになるということで合同会見へうかがいました。今回のキャンペーンには阪本順治監督、柴田恭兵さん、小池栄子さん、そして吉永小百合さんの4人が来福なさいました。

今まで行った数少ない会見の雰囲気とは何かが違う…、「そうだ、男性が多く年齢層が若干…」。そうです、(とはいえ私の勝手な憶測ですが)“サユリスト”たちが…。

質問にもとても穏やか、かつ丁寧に答えてくださり…

―吉永さんとの初共演はいかがでしたか?
柴田:プロデューサーからどうしても出てもらいたい映画があると言われ、「とても大事な役で、難しい役かもしれないけど、吉永小百合さんの夫役なんだけど」「やります!」と即答です(笑)。吉永さんとずっと共演したいと思ってましたんで(笑)。とても良い経験になりましたね。この映画で吉永小百合さんのポジティブで凛とたたずんでいるのはとても美しかったです。撮影中横に吉永さんがいるのがホントに幸せでした。嬉しかったです。
小池:とくにうちの両親が吉永さんの大ファンでして、小さいころから「ないだろうけど、いつかお会いすることがあったらいいね」と言ってたので、この仕事を始めてからの一番の親孝行ができたんじゃないかと思います(笑)。スクリーンで観て、ウチの両親は映画の内容ももちろんですが、それ以上に自分の娘が小百合さんと一緒に仕事しているという姿に号泣していました(笑)。

―完成した作品は想像どおりの作品でしたか?
吉永:映像的には本当に素晴らしい画が撮れてると思うんですね。私たち人物の心の画が素晴らしく撮れていると思いました。そして想像を超えていたのはご一緒させていただいたキャストの皆さんです。長くこのお仕事をさせていただいてるのに、柴田さんとは初めてご一緒させていただいたんです。とても深く役柄を考えてらっしゃる方で、どんどんアイデアを出してくださったり、改めて尊敬いたしました。
そして6人の生徒たちがホントに熱心で、現場に入る前から歌の練習をそれぞれ。例えば女のコ3人と、男のコ3人…、ちょっと(歌が)怪しい人が一人いらっしゃったんですけど(笑)、彼を励ますために他の男性がひとり付き合って自主的に練習をしてたり、そんなエピソードがたくさんあるんです。そういうのを聞いただけで胸がいっぱいになってしまいますけれど、そういうことを普段は映画で主演なさってる皆さんたちが見えない所でそういう努力をしてるということも含めて、想像を超えた作品になってるんじゃないでしょうか。

―メッセージを
吉永:キャンペーンで回りました先で、映画を観てくださった新聞記者の方が「初恋が小学校のときの先生だった」とおっしゃって、その先生のことを観ながら思い出して泣きましたと言っていただいたんですね。それはとても嬉しいことでした。ご覧になる方それぞれどんな風に感じられるかっていうのはつねづね思うことですが、この映画は10代20代の方にも観ていただきたいという願いはあります。
阪本:いろんなことを乗り越えて、やっと公開に辿り着いた気持ちです。映画をたくさんの人に観てもらって、とても良い余韻を持って映画館から出てきてくれることを願っています。

【北のカナリアたち】
http://www.kitanocanaria.jp/
監督: 阪本順治  原作: 湊かなえ  脚本: 那須真知子
撮影: 木村大作  音楽: 川井郁子
キャスト:吉永小百合/柴田恭兵/仲村トオル/里見浩太朗
森山未來/満島ひかり/勝地涼/宮崎あおい/小池栄子/松田龍平 ほか

TVのCM(ア●オ●)のあのナレーションの声がすぐ近くで聞こえてくるなんて!
とても麗しくて穏やかで、まるで菩薩様のようでした。

もう公開になってはいますが、ちょっと前に試写を観せていただいたとき隣の席に座ってた男性は後半大泣き。私も「ハンカチ持ってきててよかった」と、目頭を押さえながら思っていました。

キャメラマン、木村大作の気合の映像、キャストの演技を超えたような迫力、川井郁子の力強く、美しくも切ないヴァイオリンの音色。そして日本人の琴線につきささるストーリー。

ネタバレになるので詳しくは書けないけど、6人登場してる教え子たちそれぞれが元担任だったはる先生(吉永小百合)と20年ぶりに再会し、過去の心の忘れものと向かい合い未来へ踏み出すきっかけとなる。

ヒューマンサスペンスという枠を超えた、前に向かっていく勇気と温かさを思い出すことができるような作品で、ここ最近の邦画で(私は)1番泣けました。

『カナリア』もそうですけど、最近私はいつのまにか劇中で歌われてる『カリンカ』を口づさんでます(笑)。

まったくの余談ですが、柴田恭兵さんと仲村トオルさんが微妙な関係の役で同じ映画に出ているのも、私の中でのなかなかのポイントです。

インタビュー:モアリズム

日本全国津々浦々、楽しくも、心地良い音楽時間を届けてくれるモアリズム
ひと癖もふた癖もありそう(!?)な音楽家たちの子ども時代の話とともに、
今、大注目の西川美和監督作品『夢売るふたり(主演:松たか子、阿部サダヲ)』、
『ディア・ドクター(主演:笑福亭鶴瓶)』、『ゆれる(主演:香川照之、オダギリジョー)』他への
映画楽曲裏話などなど、三人のお人柄満載のインタビュー。


東京郊外国立市を拠点とし、
全国を放浪しつづける日本語リズム&ブルースの決定版!
主に作詞作曲を担当するナカムラは、現在では珍しくなくなった
日本語詞とルーツ系ブラック・ミュージックとの融合における先駆者的存在。
そのフィールドは、LiveHouse、野外フェス、BAR、Cafe、病院、
倉庫、幼稚園、ひとんち、と時も場所も選ばない。
また、
ナカムラに続きアントニオ佐々木、清水エスパー光一も
ソロアルバム・リリースと個々でも精力的な活動を展開している。

【大人っていいなぁ~】
―小さいころはどんな遊びに夢中でしたか?
ナカムラ:僕は熊本のとにかく田舎の出身なんですけど、熊本ってメンコのことを『パンパン』って言うんです。夢中で『パンパン』をやってましたねぇ~。あとビー玉や駒回し、凧揚げね。熊本って独特の駒があるんですよ。多分知らないと思うんですが、そのケンカ駒をやってましたね。
―昔ながらの日本の遊びですね。
ナカムラ:そう、もう江戸時代と変わんないですよ(笑)、それと夏場は虫取り。
佐々木:夏場は唇が紫色になるまで川遊びね。
ナカムラ:絶対紫色になりよったねぇ~(笑)。
佐々木:あと僕は草野球ですね、野球全盛期ですよ、王、長嶋ね。
―その黄金期ド真ん中なんですね。 清水さんは東京出身。
清水:多少は街中だったんで、そこまで山とか川は付近にはなかったんで…。よく、じゃんけんで勝った順に人の家の前に並んで順番にピンポンダッシュするっていう。
―ダメなやつじゃないですか(笑)。
ナカムラ:悪質だよね(笑)。
清水:ホント、悪質なやつですね(笑)。
―遊びのレベルが違いますよね。
清水:とはいえ郊外の多摩地区という所で、昔は自然がいっぱいでした。
―今思い返してみて、子どものころにやっておけばよかったと思うことは?
ナカムラ:なんかもういろんなことを思いっきりやってたなぁ…、っていうか早く大人になりたかったですね、僕は。なんか子どもってつまんないなぁ~って思ってたから。
―大人びた子どもですね。
ナカムラ:そうですね。「子どもは早く寝ろ」って言われるじゃないですか、きっと子どもが寝た後の大人は楽しいんだろうなって思ってたんですよ。僕が子どものころ、僕の身の回りの大人はすごく楽しそうに見えてたんです。地元は農家をやってる人が多くて、割とどこのおじさんもおっかなくて、みんな強そうで威厳があって、どちらかというと頭ごなしに叱ってくるような人が周りにいたから、なんか「大人はいいなぁ~」って思ってました。
―よそのおじさんとかからも叱られたり?
ナカムラ:しょっちゅうですよ。「ナカムラん家のコだろう」って(笑)。顔でわかるんですよ、父ちゃんとそっくり(笑)。
佐々木:僕は勉強かな。大学行ってキャンパスライフとか(笑)。
清水:それ勉強じゃないっす(笑)。
佐々木:サークルね(笑)。

ナカムラ:そうね、サークルとか意味わからんもんね。
佐々木:わからん。ミステリーサークルやね(笑)。
清水:大学生の遊びとかわかんないよね。
佐々木:経験したことないからね、そんなのやってたら少しは人生変わってたかも(笑)。
清水:ウチは実家が音楽一家で、周りにはピアノの先生やエンジニアなんかがたくさんいだたんですが、僕は小さいころ音楽に一切興味を持たなかったので、今思えばホントにもったいなかったでね、「早くやっとけばよかったな」って今は思えます。
ナカムラ:そういうことならもっと素直になっていればよかったという部分はありますね。そうすればもっとマシな人生だったんじゃないかって思います(笑)。
―じゃあ音楽以外のことは何を?
清水:父親はぼくをピアニストにしたかったみたいで、ずっとピアノを習わせようとしてたんですけど一切やらなかったんです。小学生からずっとサッカーに夢中だったから、音楽に興味を持ったのは高校のときで、ある日突然自宅のピアノを弾きたくなって弾いてみたらみんなびっくりしてましたけど。それからですね。
―最初に何を弾いたか覚えてますか?
清水:即興ですね。
佐々木:最初からね(笑)。
清水:最初からですね(笑)。そういう意味ではピアノをベースより先に始めました。

【途中で気が付きました、お金がかかってるやつだって(笑)】

映画「夢売るふたり」オリジナル・サウンドトラック
品番:DQC-936 / 発売:2012/08/22 / 収録曲:11曲 / 価格:1.500円(税込)

―福岡でも今年9月に公開になった映画『夢売るふたり(主演:松たか子、阿部サダヲ)』などを手掛けている西川美和監督作品に、モアリズム(exカリフラワーズ)の音は欠かせないものになっていますが、監督との出会いとは?
ナカムラ:偶然に仙台で会ったんです。たまたま監督の取材対象の方が仙台に住んでらして、その方がたまたまバンドマンで、たまたまライヴを観に来られて、その日のライヴの最後がたまたま東京から行ってた僕らで、それを観た監督が僕らの音楽の幅の広さに「たぶん映画音楽に向いてるだろうなぁ…」って思ってくださったみたいで、そのライヴの打ち上げのときに当時監督は25~26歳くらいだったのかな、「もしかしたら私が映画を撮ることになるかもしれないんですけど、もし映画を撮ることがあったら音楽をやってもらえませんか?」って。
清水:そうでしたね。
ナカムラ:すごく可愛らしい顔をしてるし、すごく若く見えたんで、学生の自主制作映画かなんかだと思って、「お、いいよ」って軽く受けてたら、宮迫(博之)さん主演の映画っていうことで(『蛇イチゴ』)、「あれ?本気のやつ??」って。途中で気が付きました、お金がかかってるやつだって(笑)。
―聞くところによると、西川監督は音にとてもこだわりを持ってらっしゃると。
ナカムラ:僕らの録音現場に監督がいらっしゃるんですよ。監督自らビデオのスイッチを押して、その後ろで僕らが演奏する。映像に合わせてフェードアウトも自分たちでやってるんで、音を一切切らないんです。
―ん?録音現場で生演奏してる?
ナカムラ:そうです。その場面でしか通用しない音楽なんですよ。
―え、じゃあ既成の音があるんじゃなく?
ナカムラ:できあがってる音を切ったり貼ったりする訳じゃないんです。だから、だいたいテイク1で音が決まるんです。監督がポチッと(スイッチを)押して、振り返って「いいですねぇ~」っていう。だったらそのテイクはOK。だから編集前から細かく細かく決めてるんです。
―生演奏の音が映画にのってるってことですよね。
ナカムラ:そうです。今では非常に珍しいそうですけど。

―凝った作りですね。そんな映画音楽の付け方聞いたことないです。
ナカムラ:って、おっしゃいますね、映画関係の方も。とにかく周りは西川監督はうるさい方だっておっしゃいます。ついてないんでしょうね、僕ら(笑)。
―西川監督映画の観方がさらに面白くなります。
ナカムラ:それを言うなら映画の中で、若者が絶対来ないような居酒屋のシーンでムード歌謡の『セニョリータ』って歌が流れてるんですけど、そんなBGMみたいなものも含め、全部作ってます、無駄に(笑)。♪夜のとばりにぃ~♪みたいな(笑)。そしたら、編集を日活の撮影所でやってたんですけど、そこのスタッフの方が「素晴らしいっ!」って言ってくれて、「これは日本の70年代の昭和歌謡界としか思えないくらいクオリティがハンパない!」ってことで、フリーでいつでも使えるようにとその曲、日活にあげてきました。
―他の映画で流れるかも!?
ナカムラ:そう、使われるかもしれない(笑)。何がリアルか考えながら、そういうBGMを作ったり、普段やらないことをやるのも楽しいですね。
佐々木:ライヴでもたまに演るといちばん盛り上がります(笑)。

【はじめてです】
―福岡には何度もライヴでお越しだと思いますが、日本全国廻ってらっしゃって、福岡のお客さんはどんなタイプだと思いますか?
清水:福岡のお客さんは品が良いかなぁ~、可愛いコが多いですね。
ナカムラ:福岡と熊本は可愛いコが多いっていうのは、バンド業界で有名ですよ、女性がキレイだって。
清水:九州は女性が本当にキレイですよね。
ナカムラ:福岡が地元っていう人だけじゃないんでしょうけどね。
―日本各地、お客さんの雰囲気って違いますか?
ナカムラ:全然違いますよ。同じ県の中でも違います。福岡でも筑豊と博多、北九州もまったく違うじゃないですか、ノリっていうんですか?それと同じで他の県も面白いですよ。熊本だったら人吉と山鹿じゃ全然違う。言葉も違いますし、同じ九州とはいえ全部が違います。福岡は九州の中じゃいちばん都会的かな、ライヴを観慣れてますね。やっぱりたくさんライヴを観てらっしゃるという感じはするかなぁ~。
清水:全国的にみても福岡のお客さんはどこよりもライヴを見慣れてる感じがしますよ、生のライヴに慣れてる感じがします。

―ライヴに慣れてない所に行ったりもするんですよね。
ナカムラ:農協の前に、画用紙の回りにキラキラが付けたような紙で「モ・ア・リ・ズ・ム」ってデコレーションしてあったり(笑)。すっごい嬉しいですね(笑)。それは涙出そうになっちゃいましたけど。
―そういうのステキですね
ナカムラ:岩手の村で、70歳以上対象の公民館で演ったんですよ。そのときおじいちゃんが「毎日来て!」って言ってくれたしね(笑)。
佐々木:おじいちゃんおばあちゃんがスタンディングで拍手(笑)。
ナカムラ:もうびっくりしたね、宙を飛ぶようにCDが売れたんです(笑)。
―(爆)
清水:あのおばあちゃんもねぇ~(笑)。
ナカムラ:そうそう、多分90歳過ぎてると思うんですけど、そのおばあちゃんを70歳くらいの娘さんだろうおばあちゃんが連れて来てて、終わった後僕らの所に来てくれて、僕の顔をジーっと見て、急に、「はじめてです」って言ったんですよ。何がはじめてだかはわからなかったんですけど、そこまで生きてきてはじめての事を体験させた僕ってスゲーなって(笑)。
佐々木:女性の顔になっとったもんね(笑)。
ナカムラ:なっとったなとった、びっくりした(笑)。
―よっぽど楽しかったんでしょうね(笑)。
ナカムラ:そのおばあちゃん普段は喋らないそうで、まぁ、たまには音楽でも聴かせてあげようと思ってライヴに連れてきてくれたんでしょうね、ジーっと聴いてくれてたもんね。
佐々木:うん。
ナカムラ:そのおばあちゃんは最初から目立ってたんで、「大丈夫かな、音がうるさくないかな…」って思ってたんですよ、すると結果的に「はじめてです」をいただいて(笑)。
清水:幼稚園で演ったのもすごかったね。
ナカムラ:すごかったね。幼稚園児が『笑う花』って曲の、「僕が死んだらハイになって、笑う花を咲かせましょう…、遠まわりするのさどんな道草にも花は咲く」って歌詞を、身を乗り出して聴いてくれてるんですよ、まだ4~5年くらいしか生きてない子どもが(笑)。最初先生が「静かにしてね」って言ってたんですけど、みんなちゃんと守ってシーンとして聴いてくれてたの。
清水:盛り上がる曲ではちゃんと盛り上がって、すっごく良いお客さんでしたね。
ナカムラ:うん、めっちゃくちゃ良いお客さんだったね(笑)。でも何だろ、僕の声が怖いのかな?なんかね、子どもがシーンとするんですよ。
清水:子どもは素直に感情が出るんでしょうね。
ナカムラ:意外と子どもに好かれるんですよ、このバンド。
―意外じゃないですよ、だと思いますよ(笑)。わかりやすいというか…、言葉もわかりやすいし、音もシンプルなので子どもにも入ってきやすいんじゃないでしょうか。
ナカムラ:なるほど。僕らは素人の人に分かりやすいように音楽活動したいと思っているので、それはそうかもしれないですね。まぁこのふたつは最高齢と最小齢の話ですね。

―では最後におひとりずつメッセージを。

ナカムラ:11月23日に弟が結婚するんですよ、大名で。で、ご祝儀が足りないのでその前にライヴを演るんでよろしくお願いします(笑)。
―HP要チェックですね(笑)。
ナカムラ:はい(笑)。
佐々木:来年3月くらいにアルバムが出ます。もうほとんど録り終わってるんですが、すごく良いです。自分たちでもホントに良いものが録れたと思っていますのでよろしくお願いします。
清水:福岡はホントに良い街だと思います。都会でもあるし自然も多いし。
ナカムラ:飯が美味いよね。
清水:美味い!
ナカムラ:今も『てんぷらのひらお』に行ってきました(笑)。
佐々木『だるま』もいいよね。
清水:い~っすねぇ~。
ナカムラ:『だるま』の方がつゆがちょっと甘くて福岡っぽいよね。
清水:ね、飯もホント美味いし、程よい自然もあり子どもを育てるには良い街だなって思いますね、羨ましい所だと思います。
ナカムラ:それがメッセージ?ただ羨ましがってるだけだろ(笑)。メッセージだよ!
清水:モアリズム、愛してくださいよろしくお願いします!
ナカムラ:ストレート過ぎるな(笑)。

インタビュー;ツジゴウマユミ


artist:モアリズム title:「& BLUES」(アンド ブルース)
発売予定日:2012年3月吉日  定価予定:¥2.625(税込)

モアリズム オフィシャルホームページ
http://www.morerhythm.net/

長塚圭史さんインタビュー

イムズパフォーミングアーツシリーズ2011 vol.6
阿佐ヶ谷スパイダース PRESENTS 「荒野に立つ」
長塚圭史舞台フライヤー
●2011年8月11日(木) 開場18:30/開演19:00
8月12日(金) 開場13:30/開演14:00
開場18:30/開演19:00
●会場:イムズホール
●入場料:全席指定 6,300円(税込)
●お問い合わせ:ピクニック 092−715−0374 http://www.picnic-net.com/
長塚圭史プロフィール
目玉をなくした少女が、目玉の探偵を雇って、目玉を探しに行く」
前作『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』以来一年半振りとなる長塚圭史さんの新作公演は、
時空を超えたエンターテインメト冒険譚!
現在稽古真っ只中の長塚さんに、今回の作品についてお話をお伺いしました。

— 前作から約1年半が経っていますが、その間どんな活動をされていたのですか?
長塚:めちゃめちゃ芝居してました。「面白そうな戯曲があるなら言ってくれ」と、俳優達に伝えていました。
その面白い戯曲を人に見せるんじゃなくて、「自分たちでやってみよう」と。
役に触れてなぜこれが面白いのかを知りたかったんです。それに演劇と離れない生活をしたいと思ってました。
今回の芝居の稽古に、〝ワークショップ〟を取り入りいれているのもそういった理由。
観客の想像力を活かすために、精密に演技をするのもひとつだけど、
僕は俳優達に情熱を持って演劇を対比してもらいたいと思い、思考する俳優であってほしいと思っています。
とにかく『遊べる俳優』がいい。
「一時間あるなら何して遊ぶ?」と役者に聞きます。
この一時間を遊ぶのは大変だけど、「何して遊ぶ?」と語り合いながら、遊べる人はいいですね。
そうなるとみんなクリエイティブになりますよ。発言もするし。
一個の作品に対するコミットの仕方も変わってくる。
この一ヵ月半、実は何も戯曲に触れていません(笑)。とにかく遊んでいます。
だけど例え役が決まっていても、「変えよう」と言えば、それが出来る人たちだから大丈夫。
「私はこの役で」と自閉してほしくない。
作品に有機的に関わるためには「私はこの役をやればいいい」ではいけない。
全体を考えて、みんながアイディアを出してプラスにする。
それをシンプルにできるような現場にしたい。それを模索する期間だったと思います。
— ワークショップによって、どのように変化しましたか?
長塚:川村紗也・斎藤めぐみ・佐藤みゆきはオーディションで選びました。
彼女たちは僕が稽古中に「こういう風にして遊ぼうよ」と言うと、その遊びを進化させたがる子たち。
そういうのがとても面白いですね。
それに比べ先輩の俳優たちは、初めはみんな恥ずかしがって遊べないんです。
にも関わらず、遊べない大人たちがだんだん若い子たちと遊んでいって、
そうして気がつくと、遊びたがってるのはむしろ大人たち(笑)。
慣れないうちは、結果を得ようという空気が蔓延したけど、結果至上主義になると非常に危ない。個人主義になるし。
だってルールはないんだもん。
作り方にルールはない。今の稽古で気に入ってるのは
「出口は決まってない。窓だけ開いてる。」ってこと。出口は俳優たちが決めていくんです。
長塚圭史いろはす
— “目玉”を作品の目玉にしたのは何故ですか?
長塚:実はすごく面白いことがあったんですよ。
家で酔っ払って寝てて…起こされた時に僕、
「やばい、相当やばい!目玉を置いてきた!目玉をまた置いてきた〜!」
と言ってたらしいんです(笑)。
それを翌日聞いて大笑いですよ。
そこから思いつきました。
“目”って、何をどう見るってものですから。
『(ペットボトルの水を見ながら)これは本当に水なのか?本当はコーラじゃないのか?』
いろんな見方ができるのに、これを〝水〟と信じてるのはなぜなのか。
というところが、割と僕の中では生きてく上での面白さ。
ですかね(笑)。
— 震災後ということもあり、公演か否かを迷われたそうですが?
長塚:3月11日はシスターズのリーディングの公演があって、ロンドンに居ました。
テレビで震災や原発の事故のことを知りました。自分の祖国が…想像がつかなかった…。
『それでも劇をするというのは、いったい何なんだろう』と考えました。
娯楽の演劇をして時を忘れるのもありだと思うけど、お客さんとの間に生じる力みたいな、可能性を超える作品を作りたいと思いました。
「荒野に立つ」は震災前からの話でしたが、震災を体験してむしろすべき芝居だと思っています。
— 最後に、福岡の印象・お客さんの印象をお聞かせください
長塚:福岡はうまい!おいしい!!(笑)
いつも来れるわけじゃないのに、それでも待ってくれるお客さんは限りなく期待をして来てくれる。
それはすごい集中力です。
福岡のお客さんの集中力が、作品の質をグッと上げ、密度の濃いものにする可能性があると思っています。

イムズパフォーミングアーツシリーズ2011 vol.6
阿佐ヶ谷スパイダース PRESENTS 「荒野に立つ」
長塚圭史舞台フライヤー
●2011年8月11日(木) 開場18:30/開演19:00
8月12日(金) 開場13:30/開演14:00
開場18:30/開演19:00
●会場:イムズホール
●入場料:全席指定 6,300円(税込)
●お問い合わせ:ピクニック 092−715−0374 http://www.picnic-net.com/

吉田兄弟インタビュー

吉田兄弟プロフィール
津軽三味線ブームを巻き起こしたその吉田兄弟が、昨年2009年にデビュー10周年を迎え
来週、福岡で10周年記念コンサート「三味線だけの世界」をおこないます。
ステージには吉田兄弟二人と、三味線二丁だけで、 原点回帰のような内容になるということで、
いつも以上に三味線の生の音を感じられるコンサートとなるそうです。
そのお二人が先日福岡にやってきました。10周年の思いやコンサートについてお話をお伺いしました。

◆どんなコンサートになりますか?
今回は、僕たち二人と三味線二丁だけということで、原点に帰ったような内容になります。
津軽三味線は“荒波”“吹雪”など、そういうイメージが付いている人も多いと思いますが、それだけではないと感じています。
例えば“優しい”とか“かわいい”とか、いろんな表現ができる楽器だと信じています。
そして10年間やってきて、それがどんどん確信に変わってきました。
今回原点に帰って、改めて日本や三味線の素晴らしさを感じてもらえるコンサートにしたいと思っています。
また、 三味線だけの世界はシリーズでいうと今回で3回目です。
コンセプトは『三味線の生の音色を届けたい』ということから始まりました。
「三味線だけでどこまで出来るのか〜限界への挑戦」という、大きなテーマはあるのですが、
今回は約2時間二人だけでやるので、裸の音を見て聞いてもらえるし、それに映像とのコラボも今回は入っているので、ただの原点回帰というよりかは、新たな挑戦を見て頂けると思います。
◆三味線は体力をものすごく使う楽器ですが、二人だけということで今回はより大変ですね。
正直、修行のような感じです。バンドアレンジのものを二人バージョンでアレンジするので、常に弾いておかないといけないことになります。ただ今回は映像を入れていて、10周年ということもあり、写真を見ながらのトークタイムもあるので、構成をいろいろ考えています。だけど曲数的にも今回は多いので、かなり盛りだくさんな内容になると思います。
◆10周年ということで、新たにチャレンジされることはありますか?
ソロのパートが増えています。元々津軽三味線はソロ楽器ですから、魅せ方のひすいは大きくなってると思います。10年やってきてお互いのカラーがはっきり出てきてますから、それをすごく感じてもらえるコンサートになると思います。でも二人で重なると吉田兄弟の色になるというのも見てもらいたいです。
◆兄弟ということで人生の中でも一番長いパートナーだと思いますが、10年やってきてお互い「変わったな」というところはありますか?
健一さん(弟):兄は民謡酒場や三味線の伴奏をずっと勉強していたので、セッションや作曲などの対応能力はどんどん出てきてるんじゃないかと思います。
良一郎さん(兄):弟は…変わっていませんね(笑)。三味線のプレイもピークがありまして、だいた18歳くらいが一番テンポよく押せ押せでリズムを刻める年齢なんです。だけど体力と同じように年齢を重ねると衰えてきますが、弟はそれを維持してるので変わっていないなと思います。
健一さん(弟):維持する努力はしてますね。練習量も高校時代より増えました。
◆三味線の魅力は?
津軽三味線は、実は譜面がありません。アドリブ性の強い楽器なので、自分のカラーを曲に込めることができます。
だからどんどん作っていけるし、時代と共に変化していける楽器です。
なので、まだまだ新しい扉をどんどん開いていける。だから魅力的だと思います。
最近MONKEY MAJIKやEXILE、DAISHI DANCEとのセッションを見てもらって、みなさんも「“和”ってかっこいいな」と少しでも感じてくれてると思います。それが一番大切なことです。
「和だから」とか「ジャンルが違うから」と言うのは古いと思います。ひとつの楽器の世界として、どこまでできるのかということを今示すべきだと考えています。
◆海外から見た三味線のイメージは?
海外を回っていると、反応が国々違って面白いです。
まずアメリカはジャズだと思います。津軽に近いですね。自由に拍手だったり声をかけてくるんです。そこがやっぱり自由で楽しい国だなと思います。
ヨーロッパはクラシックよりで、曲中はシーンとしています。ほぼ反応がありません。終わってから拍手が起こるので、じっくり聞くタイプの方が多いです。
アジアは、客層がやけに若い!20代の方からいるし、ペンライトを持ってきてる人もいます。インターネットで聞いて口づさんでる人もいましたし、台湾には津軽三味線同好会があったりもします。実際三味線持ってきて「サインください」と言われました。アジアとの距離感が縮まってる感じがします。
福岡のお客さんは、反応がアメリカっぽいですね!
◆子どもたちに楽器を教えていらっしゃいますが、子どもの反応や、またお二人が子どものときと、今の子どもとの違いはありますか?
良一郎さん(兄):ソロ活動で学校を回っています。反応はすごくいいです。楽器も触れる体験コーナーもしています。子ども達からは「おもしろい」「かっこいい」「イメージと全然違う」と言われます。
健一さん(弟):僕らが子ども時代にやっているときは、三味線がすごく嫌でした。中学校に上がるとき、二人で「辞めようか」という話も出たほどです。とにかく嫌で恥ずかしいという感じが先攻していました。
当時民謡ブームが若干残っていたので、テレビでも日曜日の朝に民謡番組が放送されていました。
三味線は年功序列の世界なので、出てくるのは年配の人ばかり…。若い人がいても出てこれない…。だけど、僕たちの師匠もその後変わり、全国大会に出るようになったとき、初めて若い世代がいることを知ってから火がつきました。
今の子どもたちは民謡ブームがない中で育ってますから、知識が逆にない状態です。だから、全部ストレートに伝わるので、その分僕らの責任もたくさんあると思います。間違った伝え方をしちゃいけない。
ただ、みんな誰でもできる身近な楽器なんだよ、っていうことを感じてもらうことが第一です。
良一郎さん(兄):子どもたちに教えるとき、始まるまで先生たちが不安になるくらいすごく騒いでいるのですが、始まったらみんな真剣で騒ぐ子は一人もいません。体験コーナーもみんな笑顔だし、初めて三味線に触れるのに「さくらさく」が弾ける子もいるくらいです。教える事は続けていきたい。
三味線の伝統的な部分と、これからの新しい部分の可能性を子どもたちに見せていけたらいいなと思っています。
◆子どもたちが三味線を長く続けるには?
子どもが、と言うより、親が一緒に頑張れるかどうかだと思います。ただやらせるんじゃなくて、親の熱意が子どもたちに伝わるかどうかだと思う。僕たちが辞めたいと思っていても簡単辞めると言えなかったのは、両親の熱意が強かったので、簡単に辞めると言えませんでした。子どもと一緒に親も頑張ることが大事だと思います。
吉田兄弟 http://www.yoshida-brothers.jp/
021_20100907114147.jpg
福岡公演は9月13日アクロスシンフォニーホールにて。
残念ながら未就学児は入場できませんが、小学生以上のお子様をお持ちの方は是非。

吉田兄弟 10周年記念公演「三味線だけの世界」
●2010年9月13日(月)開場18:30/開演19:00
●会場:アクロス福岡シンフォニーホール
●入場料:全席指定 S席 6,000円 A席 5,000円(税込)
●お問い合わせ:ピクニック 092−715−0374  http://www.picnic-net.com

トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団

トロカデロprofile
男性だけの元祖コメディ・バレエ団「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」。
ダンサーの『ジョシュア・グラント』さんが先日来福し、福岡市中央区天神にある「チャコット・カルチャースタジオ福岡」にてスクールレッスンが行われました。
トロカデロの演目「瀕死の白鳥」の衣装を着て登場したジョシュアさん。
男女あわせて約10名ほどの生徒さんたちとのレッスンを終えて、6月福岡で行われる公演に向けての意気込みなどをお伺いしました。
◆トロカデロの魅力について
「男役女役が両方できることですね。これは普通のカンパニーでは絶対できないことですし、それに加えてコメディもできて人を常に笑わせることも考えなければいけない。アーティストとしての表現力も要求されるのでそれも魅力の一つだと思います。」
◆ジョシュアさんがトロカデロで踊っていて感じる魅力とは?
「トロカデロをやっていてとても面白いです。トロカデロは世界中を回っていて、公演地ごとに人も文化も違います。全く環境が違う人たちを常に笑わせなければいけない。コメディは見ていて楽しいですけど、やる方にしてみたら難しいんですよね。いろんなお客さんの前で公演ができるということは、自分にとっても常に舞台を新鮮に感じることができます。」
◆3歳からずっと続けてこられたバレエの魅力とは?
「僕はずっと続けることは難しくはありませんでした。バレエを本当に愛しています!3歳から踊り始めて、始めたころバレエが大嫌いだったんですけど、やってるうちにすぐに好きになってとり付かれてしまって、今はバレエ以外は考えられません。本当に好きなことが見つけられれば、それを続けていくというのは簡単なことだし、例えば自分がほかのことをやり始めても、たぶんそれはすぐ飽きちゃうだろうし。僕はバレエしかないですね!」
◆お子さんがバレエを習っているご家庭など、子供たちがおけいこ事を続けるためのアドバイスがあればお願いします。
「親と言うよりも、通う学校の先生というのがとっても大切ですよね。子どもたちには、バレエに集中させなければいけないけれど、同時に楽しませなければいけない。ちゃんと境界線やケジメがわかる先生を探すのがいいと思います。
でもやっぱり小さい頃からバレエを始めてる子というのは、バレエへの尊敬心というのも高いですし、より楽しんでいると思います。小さい頃から始めてずっと続けられるといいですけどね。」
◆最後にジョシュアさんからメッセージを!
「世界一たのしい世界一きれい!みなさんみにきてね!(日本語で頂きました)」
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ジョシュア01
実は大の日本好きなジョシュアさん。
最近は焼酎「いいちこ」を楽しんでいるそうで、「たくさん飲みたいときは水割り、しっぽり飲みたいときはロック。でも一番好きなのは、グラスに氷を入れてロックで注ぎ、氷がちょうどよく溶けてたきたくらいが好き。」だそうです。身長は2m弱。好きなお菓子は「コアラのマーチ」。
バレエで笑って感動できるトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団。今年で来日26回目の日本公演!ザッツ・バレエ・コメディをみんなで見に行きましょう!
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【福岡公演】
日時■6月13日(日) 
open:15:30/start:16:00
会場■サザンクス筑後
料金■全席指定6,300円
※未就学児童のご入場はお断りします。都合によりプログラムが変更になる場合がございます。
一般発売■ローソンチケット・チケットぴあの電話予約 及び 各プレイガイド店頭、コンビニ(ローソン、ファミリーマート、サンクス)、サザンクス筑後(窓口AM9:00〜)、サンリブ筑後、アオキ楽器、大木の湯アクアス、久留米文化情報センター にて発売中
筑後公演に関するお問合せ■サザンクス筑後 電話:0942-54-1200
【福岡公演】
日時■6月15日(火) open:18:30/start:19:00
会場■アクロス福岡シンフォニーホール
料金■全席指定S席8,000円/A席7,000円/B席6,000円
※未就学児童のご入場はお断りします。都合によりプログラムが変更になる場合がございます。
一般発売■ローソンチケット・チケットぴあの電話予約 及び各プレイガイド店頭、コンビニ(ローソン、ファミリーマート、サンクス)にて発売中
福岡公演に関するお問合せ■BEA 電話:092-712-4221  http://www.bea-net.com/
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また、今回スクールレッスン場となった「チャコット・カルチャースタジオ福岡」。
18歳以上を対象としたカルチャースタジオです。
全くの初心者クラスから、経験者向けのクラスまで!ジャンルも様々。
「バレエ」「ジャズ」「アルゼンチンダンゴ」「ハワイアンフラ」「タップダンス」「ベリーダンス」「ストリート」「フラメンコ」「コンテンポラリー」「ヨガ」「ピラティス」
何か始めてみたいな〜という方はぜひチャコット・カルチャースタジオへお気軽にお問い合わせください。
【チャコット・カルチャースタジオ福岡】
住所:福岡市中央区天神2-3-34
お申し込みお問い合わせ
 電話:092-713-7333 (受付時間/11:00〜20:00)
ホームページ:http://www.chacott-jp.com/j/studio/fukuoka
またダンス用品を取り扱っている「チャコット福岡店」さんにも併設していますので、お買い物にも便利!